おはようございます!
好きな言葉は「笑う門には福来る」
林谷ホームの 林谷佳和 です。
「脱衣場が寒いに~」
「そげだが~」
そげそげ、冬場は特にヒートショックが怖いので、浴室を温める、お風呂の前は水分補給をするなどの対策をする一方で、脱衣場の寒さは配慮されていなかったりします。
脱衣場にも壁に埋め込んだ小型の暖房機などを設け、浴室との温度差を少なくすることも効果的です。
浴室と脱衣室の温度差を小さくすることで、血圧の変化や心臓の負担を小さくし、ヒートショックの発生リスクを少なくすることができます。
また寒い時ほアツアツのお風呂に入りたいところですが、温度を控えめにするのもおススメです。
その他で気にするものとして浴槽の深さがあります。
年齢を重ねるにつれ、浴槽の深さがあると入りづらくなります。年配の方でも入りやすい浴槽の深さは50cm程度、また浴槽の縁の高さは40~45cm程度とされ、これは車椅子からでも浴槽に移乗(いじょう)できる高さになります。

加えて脱衣室で着替えた後、廊下やトイレに移動する時の温度差を小さくするのも大切です。
せっかくお風呂で暖まったのに、廊下やトイレが冷えていては快適とは言えません。
生活スタイルによってはお風呂と寝室までの距離を短くするほうが良い場合もあります。
また部屋と部屋が扉で区切られた場合の空気の流れなど、お住まいの地域性に配慮する必要があります。
長く住まうお住まいだからこそ、室ごとの最適な空調方法を慎重に設計する必要があります。