おはようございます!
好きな言葉は「笑う門には福来る」
林谷ホームの 林谷佳和 です。

皆様は2025年10月以降に新規設置される、住宅用太陽光発電(10kW未満)の固定価格買取制度(FIT)についてご存じでしょうか。
今回の改正により前半4年間と後半6年間で異なる買取単価を設定する二段階制に改められます
現在ですと10年間固定だった買取価格が、導入後1~4年は高くなり、5年目以降は低くなります。
表でまとめると以下のようになります。

項目~2025年9月まで
(現行)
2025年10月以降
(新制度・案)
買取単価の仕組み単一価格制
10年間同額(契約年度の価格で固定となる)
二段階制(4年+6年)
初期4年は買取価格が高く、その後6年は低くなる
買取価格(1~4年目)・契約時の単価で10年間固定
(年度ごとに新規案件の単価は見直し)
・導入後1~4年目は24円/kWh
 現行制度と比べ大幅に上乗せされてます
買取価格(5~10年目)・契約時の単価で10年間固定
(年度ごとに新規案件の単価は見直し)
8.31円/kWh
※1~4年目に比べ下げられています

今回の変更の背景には、初期投資費用の高さをカバーするため、最初の4年間の買取価格を早めることで、投資した費用の回収を短くし、設置する際のハードルを下げる狙いがあると考えております。
また5年目以降の買取価格を下げることで、自宅で発電した電力は自分達の生活の中で消費することを一層推進する狙いもあるように思えます。

項目~2025年9月まで
(現行)
2025年10月以降
(新制度・案)
初期投資回収の特徴・10年間ほぼ同額の売電収入が見込める
→ 投資費用の回収に時間を要する
初期4年間に高い売電収入を得られる
→ 投資費用の回収が早まる
自家消費促進への影響・買取価格より電気料金が高くなる傾向が
強まっており、自家消費の有利性が増している
・5年目以降は8.31円/kWhと低水準となることで
より「自家消費で電気代削減」が重要になる

政府は2030年までに新築戸建住宅の6割に太陽光発電設置する目標を掲げている一方で、2022年度時点の設置率は約31.4%に留まっており、目標達成に向けて設置する際のハードルを下げてきた形になります。
設置には大きなお金が動きますので投資回収の見通しが立てやすいのは良い事ですね。

今朝は清々しい天気のもと、朝のラジオ体操を行いました。
先週は雪でラジオ体操が中止になる日が多かったからでしょうか。
いつも以上に頭がシャキッとし、とても気持ちの良いスタートをきれました。
それでは良い1日をお過ごしください。
本日もご安全に!

清々しい天気の中で朝のラジオ体操です

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