おはようございます!
好きな言葉は「笑う門には福来る」
林谷ホームの 林谷佳和 です。

1週間が始まります!
今週は事前の予報通り冷え込みむ日があるとの事です。
最新の予報を見ると火曜あたり特に冷え込むとのことで、暖かい格好でお出かけください。
あまり馴染みのない言葉として、GX志向型住宅の補助金が始まっております。

https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/GX-house_00001.html

GXとはグリーントランスフォーメーションの略で、脱炭素社会の実現に向けた住宅に移行していこうという計画で進められております。
うむむ…DX(デジタルトランスフォーメーション)と混同しそうです。
住宅やビルといった建築物はCO₂排出量の大きな割合を占めております。
このため、高性能な住宅を長く使い続け、建て替えに伴う二酸化炭素を抑えることで、地球にもそして住む人にとっても優しい建物を増やしていきましょう、という国の方針が見えてきます。
とはいえ高性能な住宅は初期費用が高くなるので補助しますよ、という制度です。

ではGX志向型住宅一般的な住宅と何が違うかというと大きく2点だと考えています。
1つ目が従来のZEH(ゼロエネルギーハウス)基準よりもさらに高い断熱性能が求められていること、
2つ目が太陽光パネルによる発電や蓄電池の活用が義務化されている事があげられます。
なお、GX志向型住宅に該当すると、1戸あたり最大160万円の補助金が支給されます。

比較項目GX思考型住宅一般的な新築住宅(従来型)
建設コスト・高断熱化や再エネ設備導入で初期費用が高め・標準的な断熱材や設備で費用を抑えられる
・太陽光発電などはオプション扱い
補助金の有無・最大160万円の補助金(2025年度〜)
・要件を満たせば広く申請可能
・補助金制度は基本的になし

断熱・気密性能・高断熱・高気密
・冷暖房負荷が低く、快適な住環境を実現
・場合によっては最低限の断熱性能となる
・冷暖房効率はGX住宅より劣る
光熱費・高断熱+太陽光発電で年間光熱費を削減可能
・長期的にはコストメリットが大きい
・断熱性能や設備次第で変動
・標準仕様ではGX志向型ほどの削減効果は期待しにくい
快適性・室温が安定しやすく、結露やヒートショックを軽減
・年間を通じて健康的な室内環境を実現
・季節による室温変化が大きい場合あり
・断熱性が低いとヒートショックリスクが増加
資産価値・次世代の高性能住宅として評価されやすい
・売却時に高い評価を受ける可能性あり
・一般的な住宅としての評価
・将来的に省エネ基準が厳しくなると相対的に評価が下がる可能性あり

それでは良い1日をお過ごしください。
本日もご安全に!