おはようございます!
地域に根付いて“104年”
『山陰の四季を愉しむ暮らし』を考えるハウスメーカー
林谷ホームの 林谷佳和 です。
「朝起きたら床が冷たいに~」
「そげだが~」
そげそげ、冬場は床下の冷えがこたえますよね。特に今は、今季最強の寒波が到来し冷え込みが厳しいです。
そんな時は、部屋が暖かくても床からの冷えはどうしても気になります。
快適なお住まいを作るうえで、外の冷気が家の中に入ってこないように、どう防ぐかが大切です。
冷気は壁や窓、そして床下とあらゆる場所から入ってきます。
今朝は床下の断熱のお話です。
床下には建物の重さや地震などの力を地面に伝える「基礎」と呼ばれるコンクリートの部分があります。
床下から冷気を防ぐ方法として、この基礎で冷気をさえぎる方法があり、「基礎断熱」といいます。
そして基礎断熱では、「断熱材」と呼ばれる冷気をさえぎる材料を外側か内側に使用します。
この時、外側に断熱材をいれる事を「外断熱」、内側であれば「内断熱」と言います。

外側は冷気が伝わりにくいものの、シロアリが断熱材を食べてしまう恐れがあります。
シロアリの兆候に気付くのは難しく、気付けたとしても既に問題が起きていることがほとんどです。
そのため外側ではなく、内側に断熱材を使用することで対策します。
外と接していない部分を断熱材で覆うことで、外断熱と同じように冷気を伝わりにくくし快適な住まいとすることができます。
長く住むお住まいだからこそ、周辺の環境に合わせ最適な断熱の方法を考えながら設計する必要あります。
本日もご安全に!