木のぬくもりに包まれて、ゆったりと過ごす毎日。
そんな理想の暮らしに憧れながらも、お手入れや素材選びに不安を感じる方へ。
松江・出雲で木の家に暮らすという選択を、安心して踏み出すためのヒントをお届けします。

目次

  1. はじめに
  2. 木の家が選ばれる理由と、その裏にある「迷い」
  3. 理想を叶えるための4つの“選び方”ポイント
  4. 「理想」と「現実」をつなぐ家づくりを、私たちと

はじめに

おはようございます!
好きな言葉は「笑う門には福来る」、林谷佳和 です。

今も昔も変わらず、「木の家の理想の暮らしに憧れているんです」というお声をいただきます。
SNSで見る木のぬくもりあるインテリアや、自然素材に囲まれた贅沢な時の流れ、そんな暮らしを自分たちも実現できたら...と願う方が、松江・出雲でも増えています。

その一方で、

  • オシャレだけど手入れが大変じゃないかね?
  • 費用はどうなの?将来のメンテナンスが心配だが。

といった不安のお声もよく耳にします。
この記事では、そうした迷いや疑問に寄り添いながら、木の家でかなえる理想の暮らしについて、実例や地域の気候をふまえてお届けします。

木の家が選ばれる理由と、その裏にある「迷い」

木の家には、見た目の美しさだけではなく、毎日の暮らしをやわらかく包んでくれる魅力があります。

  • 無垢材の床に素足で歩く気持ちよさ
  • 季節の変化にしなやかに馴染む素材感
  • 自然素材が作り出す、澄んだ室内空気

こうした魅力は、木の家のナチュラルライフを送りたいと願う方々にとって、大きな価値です。
とはいえ、実際に家づくりを始めるとなると、いくつもの疑問が頭に浮かんできます。

  • 木造住宅って、シロアリや結露に弱いって聞くけど大丈夫?
  • 自然素材の家って、どこまで気をつかえばいいの?
  • おしゃれにしたいけど、デザインやコーディネートに自信がない...

そんな風に、理想と現実のあいだで揺れるのは、決して特別なことではありません。
だからこそ、「選ぶ」「知る」「備える」の三拍子が大切なんです。

理想を叶えるための4つの“選び方”ポイント

① 素材を「好き」で選ぶ

木の家の暮らし方は、素材との付き合い方から始まります。無垢の床・木の柱、ふわっと香る木の香り――
それぞれに個性があり、「どんな暮らしにしたいか」で選び方が変わってきます。
たとえば、床材に使う木の種類ひとつとっても、心地よさや表情はまったく違います。

  • オーク材(ナラ)
    硬くて傷に強く、落ち着いた木目が魅力。ペットのいるご家庭や将来的に家具の移動を予定しているご家庭にもおすすめ。
  • パイン材
    やわらかくて温かみのある足ざわり。素足派の方に人気で、傷も“味”として育てる楽しみがあります。
  • チェリー材・チーク材
    赤みや光沢のある色味で、個性を表現したい方にぴったり。

実際に手で触れてみると、肌ざわりも、表情も――木の種類によって本当に違います。
だからこそ、「どんな時間を過ごしたいか」から逆算して素材を選ぶ――これが、木の家ならではの楽しみ方です。

② デザインより「心地よさ」を優先

もちろん、木造住宅のデザインも大切です。

一方、表面的な「映え」だけでなく、暮らしのしやすさを優先することが、満足度の続く家づくりにつながります。
先日の🔗家事動線を見直すだけで暮らしがグッとラクになる!のブログでもご紹介したとおり、家事動線や採光・通風といった“暮らしに効く設計”こそ、日々の快適さを左右する要素です。
特に松江・出雲エリアは、湿度が高く、曇りや雨が多いのが特徴です。
冬は北陸型のように降水が多く、夏は北九州型のように蒸し暑いという、独特の気候。

晴れたと思って洗濯物を出そうとしたら、もう曇っていた💦
そんな経験、ありますよね。

だからこそ、風通しや日当たり、冬のあたたかさなど、地域の気候に合わせた設計が、日々の暮らしをラクに、快適にしてくれるのです。

③ メンテナンスの“現実”も見ておく

「木の家って、お手入れが大変そう…」
そんなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、
実はその“手間”を“楽しみ”に変えている方も、たくさんいらっしゃいます。

  • 外壁の再塗装は10年に1回程度。
  • 床のワックスがけも2ヶ月に1度。

たとえば、自然素材に合ったオイルワックスや蜜蝋ワックスなら、古布でさっと塗れる手軽さ。
「今日はダイニング、来週はリビング」と、少しずつ楽しみながら手をかけるのが、長続きのコツです。
小さなキズも、紙やすりやアイロンの蒸気で簡単に直せます。
むしろ、“使い込むほどに味わいが出る”のが木の家の魅力。
木と対話するように、暮らしの中で育てていく。
そんな時間を「面倒」ではなく「心が整うひととき」として楽しんでおられる方が、たくさんいらっしゃいます。

ちなみに林谷ホームでは、木材選びの段階から地域とのつながりを大切にしています。
島根県では「しまね県産木材の利用促進に関する基本方針」が定められており、公共建築物をはじめ、地域の建築にも積極的に県産木材を活用する動きが進んでいます。
この方針では、構造材・内装材などの使用において、木材全体のうち約50%以上を県産材とすることが推奨されており、地元の森林資源を活かした、持続可能な家づくりが進められています。

「県産木材の利用は、地域の林業・木材産業の活性化、森林の健全な循環利用、CO₂吸収・固定などを通じて地球温暖化防止に寄与する」
つまり、地元の木で建てることは、地域の林業や山の循環、CO₂削減にもつながる。
なにより、気候や風土に合った木材は、長く快適に住むための味方になるのです。

私たちも、この考えに共感し、「安心して長く住まえる家を、地域の木でつくる」ことを一つの信念として、家づくりを行っています。

④ 湿気とシロアリ対策は、先まわりの工夫で

シロアリ対策もまた、木の家と長く付き合っていくための大切な備えです。

湿度の高い松江・出雲エリアでは、シロアリ対策も大切な備えのひとつです。
木の家を長く安心して暮らすためには、「入れない・寄せつけない」がポイントです。

  • 床下に防蟻シートを敷いて、侵入を物理的にブロック
  • 柱や土台には、防虫処理済みの木材を使用
  • 家のまわりには、シロアリが好むエサを外で誘引して駆除

木の家を長く安心して暮らすためには、「そもそも入れさせない」=物理的に侵入をブロックすることが、もっとも効果的なシロアリ対策です。
そのために大切なことは、家を建てる段階でしっかり対策すること
あとからではできない工事も多く、最初のひと手間が、家の寿命をぐっと延ばしてくれます。
こうした対策を組み合わせていくことで、自然素材の家と相性のよい安心の暮らしが実現します。

「理想」と「現実」をつなぐ家づくりを、私たちと

夢や憧れだけで家は建ちません。
でも、夢がなければ「本当に住みたい家」はつくれません。

木の家の理想の暮らしをかなえるためには、
“自分らしい暮らし”と向き合うことが、いちばんの近道です。

林谷ホームでは、松江市・出雲市での自然素材を活かした家づくりを数多く手がけてきました。

  • 地域の気候に合った設計
  • 長く住まうことを考えた素材選び
  • 暮らし方に合わせたご提案

まずは「見てみんかね?」という気持ちで大丈夫です。
私たちと理想の一歩を踏み出してみませんか?

▶ 私たちの想いはこちらから:🔗林谷ホームの想いと家づくりのコンセプト
▶ ご相談予約はこちらからお:🔗家づくり無料相談会

それでは素敵な1日をお過ごしください。
本日もご安全に!

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