雑誌で紹介されたリフォーム例から、 あなたのご家族もペットとの暮らしにちょっと思いをはせてみてください。

ヒントは「はっきり住み分け」

猫部屋は約2畳大。猫が遊ぶ棚や餌などをしまう収納が作られ、トイレもここに。 床は水拭きのできるリノリウム。コンセントは感電防止のカバー付。窓と入口のドアは、金網を張ったオリジナル建具を使用しているので、風通しは抜群。猫特有の匂いもまったく気になりません。猫と人との領域をはっきり分けているこのお宅では、猫が室内に入れるのは中庭に面したリビングまで。この部屋以外に猫が侵入することはできません。でも「自由にさせているので欲求不満にもならないようです」とのコメント。

松江の林谷工業住宅ブログ

犬はしつけられるが猫はしつけられない?これって本当。

正確には「犬はかなりしつけはできるが、猫はあまり出来ない」という感じとか。その違いは長い進化の中で出来上がった行動パターンから来るものらしい。犬はもともと群れで狩をする動物だったため、群れへの帰属意識が強く、グループリーダーの指示にはしたがうわけで、人間のいうことをきくのも、飼主をリーダーと認めるから。 一方猫は独立して狩りも生活もする動物で、リーダーなどいない。したがって人間の命令を聞く必要性を感じないのも、当然といえば当然。猫は自分勝手という俗説にも実は根拠があった。 ただし猫にもゆるい社会生活はあり、ある程度は飼主(リーダー)のいうことをきくので、トイレなどの基本的なしつけは可能とのこと。