寒さが厳しさを増し、あわてて暖房器具や厚手の布団などを増やし始めた家も多いことでしょう。 部屋に布製品が多くなり、温度や湿度が上昇すると、ダニやダニの死骸が室内に増えてアレルギーの原因になることもあります。 有効なダニ除去対策は……
対策
対策は温度を下げ、ダニをこまめに取り除くこと。
まず注意するのは、ダニのエサになるカビが生えやすい押入れ。専門家は「押入れの中の布団などは夏を越すとダニの温床になりがち」と注意を促す。
まず押入れの戸は一日に一回は開け、押入れの底面にはスノコなどを敷いて空気を循環させましょう。湿気取りなども置き、内部の湿度や温度を下げます。
布団のほか、じゅうたんや畳、カーテンも念入りに掃除しましょう。「ダニが潜り込みやすいので、じゅうたんや布製のソファはなるべく使わない」のが無難です。
床は掃除しやすい板張りが好ましく、家具はなるべく置かない。ソファは表面が合成皮革や皮革製、もしくは木製のいすなどがよいようです。
理想は毎日の掃除ですが、共働きなどで難しい人は週に一度の大掃除ではなく、2・3日おきに。せめて換気は一日に一回はするようにしましょう。
症状例
風邪だと思ったら、診断はダニアレルギーによる鼻炎
くしゃみや鼻炎、目のかゆみ、ぜんそくなどの症状が起きる。 ダニに対する抗体反応が慢性でも、辛い症状がでない人もいるが、 最近は住宅の気密性が高まって室内のダニが繁殖しやすくなり、アレルギー症状を示す人も増えているという。
室内からダニをなるべく排除するには、 こまめに換気で室内の温度・湿度調整を